pepetto

ぺぺっと不機嫌

してるのか、されているのか

とあるブログを読んだ。

基本的にはBLコミックのレビューをしている男性で、たぶん恋愛対象が同性なのだと思われる記事を書かれている方だ。

以下、作家さんと呼ぶことにして…。

さて、性的対象が異性だと即答できないわたしはそのことで悩んだというか、深く考えてみたことがある。

ん~、この話はちょっと長くなるっていうかもう長くなってるけどここでは置いておいて、つまりわたしも多少なりとも同性愛については理解できるつもりでいるということが言いたいのだ。

というより、同性愛の方が純愛だとさえ思っているのだ。でもそれが一般的でないからと爪弾きにするひとの気持ちも納得はできないが慮ることはできる。理解はできる。

んで、わたしはどちらの気持ちも正当でなんとか共存したいと思う。みんなそうなんだとは思うんだけど、そこでそのブログだ。

その作家さんは、たぶん自分が同性愛者であることでなにか苦労をされたのかもしれない。

BLコミックで出てくる、ホモ否定派のセリフやゲイ当人の自虐、ゲイに理解を示す友人の態度にすごく敏感にこれはホモフォビアだ差別だと述べる。

普通の腐女子の方にはわからないかも知れないが、とか、同性愛に偏見がないと言うそれは自己陶酔だとか、同性が好きということを「性癖」と表現するのは差別だとかとか。

この作家さんのこういったマイノリティについての持論を述べている記事(BLコミックスレビュー)を読んでみたけど、たぶんこの作家さんは異性愛者を差別してる。

自分がマイノリティで一般的に差別される側にいるという事実をわかってて、でも同性愛は非難されるべきものではなくて、だから何も知らないのに一般的でないというだけで奇異の目でみる異性愛者に批判的な気持ちがある。

だから、自分とは違う異性愛者はみんな敵なのではないか、というような感じ。
これはたまたまそのブログを読んだ自分がそう感じただけで事実無根なんだけど。

でもそういうこともあるなと思った。

わたしもどちらかといえばたぶんマイノリティなんだと思うんだけど、普通の恋をしてる人を敬遠しがちに思う。
と、いうか理解できなくてちょっと怖い。

これはむこうもこっちをそう思ってて、当たり前の感情なんだなぁと。

で、異性愛者の方が圧倒的に多いから寄って集ってマイノリティを差別してるように見えるけど、たぶん少なくともマイノリティだってマジョリティを差別してるんじゃないか。

と。

そんな当たり前のような、いやただの勘違いのような、考えても考えても答えのわっかんないテーマを少しだけ考えてみたって話。

そのブログを読んでわたしは不快に思った。「そうじゃないひと」を冷たく見てるように受け取れたし、一方的な言い方だったからだ。

こういう話には、自分なりの考え方、境界線、定義を自分で定めるしかないとわたしは思っている。

だからわたしは今までもこれからも、その都度考えを問い質して、更新して考え続けるのだ。

その作家さんもそうしただけ。でも言い方はもっと他にもあると思う。そんなつもりなくても、溝が深まってしまう。どちらも放っておけば溝があってもなくても浅かろうが深かろうがいいけれど、でも実際そうではないから、溝はやっぱり浅いに越したことない。

仲良しこよしができるならそれがいいんだし。

まぁなんだ、普通でも普通じゃなくても、ただ人を好きになっただけなのに、といつも思う。

いつもそこへ行き着いてしまうのだ。