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pepetto

ぺぺっと不機嫌

写メばっかり、それも手元の食べ物の

カメラ女子が流行ったとき、
きっとおじさんおばさんは思ったと思う。

食べ物を温かいうちに食べずに、
ファインダーを覗いてどうするの?

もちろんわたしも思った。

わたしは家でも友人宅でも基本つくる側だ。
料理の上手い下手は好みの差。
だけど、とりあえずはおいしいと食べてもらえる。

姉と二人暮らしをしていたとき、わたしが先に食べるときもあった。

食べ終わっていても、姉の帰宅時間に合わせて温め直したり、完成の手前まで作っておいて姉が帰宅したら出来上がるように図ってつくっていた。

おいしいは好みの差。

だけど絶対的においしい、物理的な温度ではない温度があるように思う。

その絶対的においしい温度でサーブするために、つくる側がどれだけ骨を折っているか考えて欲しい。

それはカメラ女子やすぐになんでも写メってSNSに載っけるひとたちの自由を非難しているわけではない。本当に被写体の本質を広めたいだけならば、それはそれでいいと思う。

だけど、わたしからすればSNSになんでもパッシャパシャ撮ってる人たちは自慢がしたいのだ。

流行りのお店でかわいいスイーツを食べた。ほら、見てこんなにかわいいのって。

そうじゃなくて、見てこれすごくかわいいでしょ、この技術は素晴らしいよ!みたいな気持ちだったら、作り手もすこしは報われるのに。

食べずに撮ってツイート。やってることは同じだけど、根本的に気持ちが違う。

前者は作り手の気持ちをごっそり無視してる。

わたしはいちばん楽しい時の写真が少ない。
同じように一緒に遊んでいた友人も持ってなかったりする。

そのときそこにいたわたしたちは、みんなで全力でおいしいと思ったり楽しいと思ったりしてるからだと思ってるんだけど、どうだろうか。

よくわからないけど、楽しい時に写メられるとわたしは白ける。楽しくない。

ああ、このひとは今を楽しいと思うよりも後で写真をアップすることを考えてるんだなと思って不愉快に思う。

ひとを撮ればいいのに、手元の、目の前のちいさなものばかりだ。

やな感じ。

わたしもそうなのだろうか。ネットに写真を上げる前に今一度、考えてからにしようと思う。